電報は意外と簡単に送ることができます。
ただ、少しだけ気を付けたいのがマナーです。
例えば祝電や弔電の電報を打つ際、知らずにやってはいけないことをしてしまうというケースも考えられます。
といっても、基本的に気持ちがこもっていれば過剰に気にする必要はありません。
相手を侮辱するような言葉を書かなければ、祝電でも弔電でも失敗することはないでしょう。
ですが、マナーはある程度意識しておいても損はありません。
よって、ここでは電報のマナーについて解説します。
電報のマナーに気を付けるべき場面
電報は、誕生日やクリスマスのようなイベントにも送れます。
その際はあまり意識する必要はありませんが、冠婚葬祭に送る際にはやや注意が必要でしょう。
結婚式では読み上げられることがありますし、お葬式では大切な方を亡くして神経がささくれ立っていることもあります。
相手の気持ちを傷つけないよう、冠婚葬祭のような重要なイベントに送る際に気を付けましょう。
電報で気を付けたい忌み言葉
祝電と弔電、どちらにも「忌み言葉」というものがあります。
忌み言葉とは、縁起が悪く、お祝いやお悔やみの場で使用を控えた方が良い言葉のことです。
電報でメッセージを送る際には、下記に注意しましょう。
・再婚や不幸の連続を想起させる重ね言葉(「くれぐれも」「度々」など)
・苦しみや死、終わりや別れなど、マイナスな印象の言葉(「9」「4」なども使用しないように注意)